安全にお使いいただくために
ご使用になる前に取扱説明書を必ずよくお読みいただき、その手順に従ってください。
説明書はいつでも参照できるように大切に保管してください。
ヘルメットのケアや使用に関して質問がある場合は販売店に相談してください。
事故や重大なけがにつながる恐れがあります。
1.ご使用にあたっての注意事項
警告 |
- 舗装された道路でのバイク運転にのみ使用してください。オフロードやスノーモービル、自動車等での使用はしないでください。
- 安全運転をお願いします。
このヘルメットは、国の定める安全基準に適合していますが、いかなる事故や転倒に対しても絶対安全ということではありません。ヘルメットは万一の事故や転倒のときに、外部からの衝撃を軽減するものです。
重大なけがから最大限に保護をするために、ヘルメットは頭にしっかり固定し、顎ヒモは説明書に書かれている通りにしっかりと締めてください。
- ヘルメットは購入後3年で交換してください。
ヘルメットは、使用する状況により時間経過と共に劣化していきます。ヘルメットに損傷がなくても購入してから3年後に取り換えることを推奨します。ヘルメットを使用するごとにダメージ又は劣化が無いことをチェックしてください。
- 大きな衝撃を受けたヘルメットは使用しないでください。
ヘルメットは、シェル及び衝撃吸収ライナーが潰れることで衝撃エネルギーを吸収します。衝撃を受けたあとは、外観上損傷がなくてもライナーが変形している場合があります。変形した場合、再度衝撃を受けたときにエネルギーを吸収できず、重大なけがにつながる恐れがあります。
- 本製品を分解・改造しないでください。絶対にドリルで穴をあけたり、切ったり、塗装をしないでください。改造はヘルメットの強度を著しく弱めます。
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注意 |
- ヘルメットは、注意して扱ってください。
- ◯ヘルメットの上に座ったり、地面等に落下させたりしないでください。
- ◯使用前点検を必ず実施してください。内装等の構成部品が正しく取り付けられていないと、走行中に外れるなど運転の妨げになり、思わぬ事故につながる恐れがあります。ベンチレーション・内装等が確実に固定されているか確認してから使用してください。
- ◯顎ヒモは緩みがないように長さを調節し、正しく留めてください。顎ヒモの長さが調節されていない、または正しく留められていないと、走行中にヘルメットがずれたり、万一転倒したときにヘルメットが脱げて、頭が保護されず、重大なけがにつながる恐れがあります。
- ◯ヘルメットを車両のホルダーに付けたまま走行しないでください。運転の妨げになり、思わぬ事故につながる恐れがあります。また、ヘルメットに傷が付く恐れがあります。
- 常に環境の変化に気を配って運転してください。ヘルメットをかぶっている間は、周囲の音が聞こえ辛くなる、視野が狭くなる、頭部を動かすことが制限される場合があります。これらの状況の変化に応じてバイクを運転してください。
- 本製品を廃棄する場合は、各自治体の条例に従ってください。内容については各自治体にお問い合わせください。
- ヘルメットお手入れ時は絶対に石油、石油製品、化学薬品、溶剤を使用しないでください。
絶対に上記の溶剤等のガスにさらさないでください(例えば、バイクの燃料タンクのキャップをヘルメットの上に置くことなど)。ヘルメットに外傷が見られなくても、これらの薬品によってライナーに深刻なダメージを受ける可能性があります。ヘルメットのお手入れ時には、中性洗剤やぬるま湯をつけた柔らかい布を使用してください。
- 高温になる場所に長時間放置しないでください。直射日光の当たる場所、夏場の車内や暖房器具の近くなど高温になる場所では保管しないでください。
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■SGマークの被害者救済制度について
ヘルメットについているSGマークは、万一ヘルメット (シールド等の付属品は含まない)に欠陥があり、一般財団法人製品安全協会の定めるSG基準に適合していないため着用者がけがをした場合など身体的損害について賠償するものです。但しオートバイを特殊な用途(レース・サーカス等)に用いている際の負傷や、SG基準の定めるヘルメットの性能を超える強い衝撃を受けたための負傷等は賠償の対象になりません。
■SGマークについてのお問い合わせ先
〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪 2階
一般財団法人製品安全協会 TEL(03)-5808-3303
2.ヘルメットサイズの選択
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- ●ヘルメットの保護能力には限度があります。このヘルメットは、国の定める安全基準に適合していますが、いかなる事故や転倒に対しても絶対安全ということではありません。ヘルメットは万一の事故や転倒のときに、外部からの衝撃を軽減するものです。
- ●保護能力を最大限に発揮するため、ヘルメットは頭にしっかり固定し、顎ヒモは説明書に書かれている通りにしっかりと締めてください。ヘルメットが適切に装着されない場合は、事故時にヘルメットが脱げ、重大なけがにつながる恐れがあります。
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ヘルメットサイズの選択
ヘルメットは頭部のサイズに一致するように設計されています。頭のサイズを測定するために、眉の約2.5cm上の頭の外周を巻き尺で計測します。
※頭のサイズが2つのサイズの中間だった場合は、最初に小さいサイズを試してください。
※新しいヘルメットを使用する場合、以下に記載されているように必ず、頭頂部がヘルメットに当たるように深く被り、ヘルメットの前方部が眉毛の上に当たるように装着し、顎ヒモが正しく装着されていることを確認してください。
- 1.ヘルメットが頭全体にきちんと合っており、チークパッドが少々きつく感じる必要があります。
(A)を参照
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- 2.顎ヒモが装着された状態で、ヘルメットが左右・上下に必要以上に動かないことを確認してください。
頭を左右・上下に動かした際、肌が引っ張られる感覚がある必要があります。 (B)を参照
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- 3.ヘルメットの後部を下から押し上げた際や顎ヒモの部分から押し上げた際にヘルメットが脱げてしまう場合は、大きすぎるため小さいサイズを選んでください。
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3.顎ヒモの取扱について
DRAKは、スナップロックタイプのワンタッチバックル式顎ヒモを装備しています。
- ●ヘルメットの保護能力を最大限に発揮するため、顎ヒモを適切にご使用ください。
- ●切断したり、穴を開けたり、ボタンや他のアイテムを付けるなどの改造を行わないでください。
- ●ヘルメットを使用している間は顎ヒモが切れないようにし、また顎ヒモの長さが変わらないようにしてください。顎ヒモが切れてしまった場合はヘルメットを買い換えてください。
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ワンタッチバックル
スナップロックシステムは、切り込み部分での微調整により、正確な調整が可能となっていますが、購入時には自分に合った顎ヒモの長さに調整することが必要です。顎ヒモの長さを調整する際は、アジャスターを使用してください。(図A.B.C.D参照)
- ●スナップロックをした際、顎ヒモが顎の下できちんと伸びた状態で、痛みや不快感なくヘルメットが固定されなればなりません。
- ●顎ヒモの装着には、ストラップラダーをバックルに通し、ストラップラダーが確実に固定され抜けないことを確認してください。(Eを参照)。
- ●顎ヒモを外すには、レバーを引っ張り、バックルからストラップラダーを抜きます(Fを参照)。
- ●装着毎にストラップラダーでの微調整が可能となっておりますが、必ず顎ヒモの長さの確認も同時に行ってください。
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4.ご使用のためのアドバイス
注意 |
- ●「 顎ヒモを適切に締められない」または「サイズが合っていない」ヘルメットは使用しないでください。
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ヘルメットを被る
- 1.顎ヒモを取り外します。頭に被りやすくするため両方の顎ヒモを掴みわずかに外側に広げ、正しい位置を確保してください。
- 2.顎ヒモのバックルを正しい位置で留めてください。緩みや痛みを感じる場合は、適切な位置になるよう調整してください。
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ヘルメットを脱ぐ
顎ヒモを外します。被ったときと同様に、両方の顎ヒモをわずかに外側に広げヘルメットを外します。
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